■トイレコンテスト2006
世の中にはこのトイレどうやって使うの??というトイレがあるものです。
そしてそのようなトイレを収集する「トイレマニア」が居るものです。
今回、あなたが出会った不思議なトイレ、素敵なトイレ、変なトイレを公開し、多くの人からの意見を募りませんか?
これまで疑問だったことが解決したり、これからの環境整備の参考になったり・・・
そして、反響の大きかったトイレには懸賞(SIG住まいづくりより)が用意されています。
ということで、第21回リハ工学カンファレンスに合わせて募集を行い、カンファレンス会場へ展示し、SIGメンバーによる投票を行いました。有効投票数はそれぞれ32票でした。
主催者側としては、バリアフリーの良い事例とおかしな事例が応募されると思っていましたが、応募者のなかには文字通り「おもしろ」「ふしぎ」なトイレと解釈された人の多かったようで、我々の常識は世間の非常識ということも判ってしまいました。次回は乖離が少なくなるようにしたいと思います。
●おもしろ部門
第1位 19票 | 兵庫県明石市 | 上田拓磨、熊谷智成、滝川知佳、櫻井ちえみ | |
第2位 9票 | No.4 酔客用昇降式小便器 | ロンドン | 竜口隆三 |
●ふしぎ部門
第1位 18票 | No.6 天空の車いすトイレ | 東京都豊島区 | 今福義明 |
第2位 7票 | No.16 親子トイレ | 兵庫県神戸市 | 藤澤知栄 |
水族館トイレ行ってきました!
少し寒くなった夜、水族館トイレのあるカフェへ行ってきました。 寂れた駅から暗い住宅街を少し歩くと、夏に似合う白い建物がありました。 中に入ると、お客さんは私たちだけでした。海側の大きな窓に向かって座るが、店内の照明が邪魔して海が見えない…夏は素敵なのでしょう。 外の看板には水族館トイレと書かれていましたが、店内にはその案内はどこにもなく、ごく当たり前の女性トイレのドアを開けると…ここもただの洗面所でした。そこに自動ドアがありボタンを押して開けると…すごい!予想を超えた水族館でした。 水槽の中にトイレがあるように、便器を囲む3面の壁がすべてガラス張りで、そこには想像以上にたくさんの大きな魚と大きな2匹の亀が元気に泳ぎまわっていました。人工の岩で凹凸が付けられた水槽の中の壁とガラスの間は1メートルくらいでしょうか?かなり狭いとと思うのですが、魚たちは優雅に泳いでいました。 座ったところも撮影しようと自動ドアを開放したら、便器と対面できる位置に椅子が置かれていて…なんでしょうね、この配置は? 最後に自動ドアを閉めて、魚達に囲まれながら、本来の用途として使ってみました。亀のカップルとにらめっこしながら…ついつい長居してしまう、退屈しないトイレでした。たくさんの魚たちは何を考えてここに暮らしているのでしょうね?恥ずかしいという気持ちも吹っ飛ぶくらい素敵なトイレでしたが、魚たちの気持ちになってみると複雑でした。天空のトイレの写真集です。 今福さんにご提供いただきました。
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ドアの外観です | ドアを開けると昇降機が出現 | 昇降機のスイッチ(鍵つき) | おごそかにあがります | もうすこし | 便器の床と同じレベルに |
ドアを閉めるのは大変そう | 横にはなにやら変なものが | 昇降機が下りているときはおむつ交換用のシートになる | シートを下ろした全景 | アームレストの使い方 | シート利用の仕方・・・どこに貼ってあるのかな |